ひらの歯科医院のデンタルブログ

Ｑ．本日、歯を被せたのですが、その医院では、被せ物の具合の調整から装着までの全てを歯科衛生士の方が行い、結局、先生は仕上がりの状態を確認することなく治療を終了しました。
治療室にいた他の患者さん達も同様で、詰め物の調整・装着を歯科衛生士の方が行っていました。
今までに行ったことのある医院では、最後まで先生が措置を行ってくれましたので、このような医院は初めてで正直驚きました。
このようなやり方で治療に何か問題はないのでしょうか？それとも、近頃はこのようなやり方は一般的なのでしょうか？

Ａ．医院によって治療方針が異なる場合がございますが、すべての治療項目を衛生士が一人で実施することは通常はないはずです。実際の具体的な治療状況は分かりかねますが、医師の指導下、訓練された歯科衛生士が口腔内作業を実施する事項は多々ございますが、治療内容についてご不信に思われる部分がございましたら、治療方針とあわせ担当の先生へお伺いください。

Ｑ．その医院は私が行くときはいつも待合室に患者さんがいっぱいで、先生も大変お忙しくされていて、お話しを伺うことができませんでした。
今度、先生に伺ってみます。

Ａ．最近では時間予約制にしている医院が多いと思いますが、そうしたシステム下でもなお多くの患者さんが同じ時間帯に溢れている場合の診療側、患者側の得るメリット、デメリットを改めて考えさせられます。
歯科の場合、患者治療中の安全管理や精度向上を考え、また治療内容の特殊性（それぞれの処置が外科的）から時間予約制を提示している医院が多いと思われますが、やはりあまりにも予約時間から外れてしまいますと、医師も焦りながら治療することになりますので結果的に治療クオリティに影響が出てしまいます。また、患者さんとのコミュニケーションが希薄となり、患者さんはほかの方面へ意見を聞いてみる（今回はこの掲示板へ）ということが出てきます。ともすれば担当医師との「二人三脚関係」が崩れることあり、その結果スムーズに治癒へ向かわなくなるという両者に不幸なことが起こりかねません。
多種にわたるセカンド・オピニオンについてですが、他医院と当院との治療方針が異なる場合、こちらからの回答が質問者自身の十分納得できる内容となっているかが残念ながら分かりかねる場合があり、必ずしも質問者が安心を得、完全納得する意見にならない場合がございます。ご了承ください。

Ｑ．ご返信ありがとうございます。
ご指摘のとおり、現在、私はその医院さんには不信感を持っています。ですので、またその医院に行って先生に聞いてみる、という気にはなかなかならないでいます。
実はいま、最初の私の質問の差し上げ方が適切でなかった、と反省しています。
その医院では、歯を削るのは先生が行ってくださいました。しかし、それ以降、型取り、被せ物の高さ・噛み合わせ等の調整、装着は歯科衛生士の方（その方が着けられていた名札には、歯科衛生士○○と書かれていました。）が行いました。
例が適当かはわかりませんが、看護士さんが手術を行うことはできないと思います。
なので、私としては、歯科衛生士の方が行える措置が法的にどこまで認められているものなのか、をお伺いしたかった次第でした。
医院さんにより治療方針が異なるコトは理解しています。また、メールによる一方的な質問で詳細がわからない状況では、お答えになりにくい場合も多々あるコトと存じます。
お忙しい中、不明瞭な質問でお手数をおかけしてしまったことをお詫びいたします。 nike air max damen nike air max damen