Ｑ．歯医者さんに行ったら歯と歯の間によく[tag]虫歯[/tag]が見つかります。
３回の食事の後は必ず歯を磨きますし、間食もしません。[tag]フッ素[/tag]の入った歯磨き粉も使っています。[tag]デンタルフロス[/tag]も使っていますが、虫歯になってしまい、困っています。
歯と歯の間も清潔にするにはどうしたらいいか、教えてください。
Ａ．口腔内には様々な菌がいますが、虫歯菌も一種類ではなく、また、それらの生存環境が異なっています。
歯の間は、酸素が少なく窮屈な環境を好む虫歯菌が居座ることが多く、歯ブラシ清掃を頑張っているにもかかわらず、度々虫歯になってしまうことがあります。
今後もデンタルフロスは必須と思われますが、過去に治療をお受けになられた際の歯間詰め物をまず再点検しなければなりません。
樹脂状の詰め物の場合、老朽化により辺縁適合が悪化してしまうと[tag]歯垢[/tag]を取り除きにくくなることがあります。また、金属の[tag]詰め物[/tag]の場合にも適合性が重要となります。
未治療部分に次々と虫歯が発生する場合は体質側の原因が大きいことがあります。
唾液の量が少なく自浄効果が低い場合や鼻炎や歯並び等により[tag]口呼吸[/tag]をする等。また、歯質がやわらかく脱灰しやすい等が考えられます。
生活習慣（食品種や服薬、[tag]喫煙[/tag]）の確認も必要となります。
清掃状態にかなり気を使っているにもかかわらず虫歯が再発してしまうという方の場合、口腔習癖や詰め物の点検、定期的な[tag]ＰＭＴＣ[/tag]、または３ＤＳという予防処置が必要となる場合があります。