アフリカ南部に広く分布するバンツー族の女性は、一日1000mg以上必要なカルシウムについて約350mgしかとっていないにもかかわらず、骨が非常に強靭と言われています。彼女たちは6人から9人の子供を産み、母乳を長期間しっかり与えます。それでも彼女たちは骨折することも無く、歯周病で歯を失うことは極めて希なのです。
一方、動物性タンパク質を大量にとっているエスキモー(イヌイット)は、ひどい骨粗しょう症に罹っている人が多いのですが、彼らは世界の諸民族の中でもっともカルシウム摂取量の多い民族といわれています。主に魚の骨から一日に2000㎎以上のカルシウムを摂取しているにもかかわらず、世界一骨粗鬆症の多い民族なのです。