ひらの歯科医院.comのかつての人気コンテンツ「歯医者さんの掲示板」に寄せられたたくさんの質問をブログ形式で紹介します。

風船

IC59 and IC63, Gamma Cassiopeia region
Creative Commons License photo credit: write_adam

去年、ハヤブサという惑星探査機が宇宙を60億キロ旅をして小惑星「イトカワ」から地球へ帰ってきました。このプロジェクトは相模原にあるJAXAが本部となっており、現在もそこで探査機が持ち帰ったイトカワのサンプルを分析しているそうです。小惑星のサンプルを調べることで宇宙の謎を解明する助けになるかもしれません。地球上にも隕石による宇宙からのサンプルはたくさんありますが、大気圏を通過してくる際の熱によって隕石成分が変性しているために正確なデータが得られず、やはり宇宙に漂っている小惑星などから直接サンプルを採取する必要があるわけですね。

宇宙の謎・・
我々はあまり実感することなく日常を送っていますが、人間はこの「謎の空間」の中に存在するたった一つの星にしがみついて生きていて、例えるならば、謎の大きな風船の中に漂っているチリの上で生活しているバクテリアと同じ状態ともいえるでしょう。では、実際に宇宙空間自体が風船であったならば、その大きさはどのくらいなのでしょうか。
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友好の質

先日、トルコと日本のバレーの試合がありました。日本が勝利を収めましたが、やはりいつもトルコとのスポーツ対戦は両国とも複雑な気持ちにならざるを得ないですね。どちらかというと親善の意味合いが強くなります。

イランイラク戦争のときにフセインが「48時間後にイラン上空の航空機を全部撃ち落すぞ」とメディアを使って脅したことがあります。このときはイランにいた外国人は慌ててイランから脱出しようとパニック状態になったんですね。早く飛行機に乗って退去しないとイランから出られなくなる、という懸念が巻き起こったわけです。もちろん日本人も大勢駐留していましたが、どの飛行機にも満席で乗れない状態になってしまうんです。

日本政府の対応が遅れてしまい、いったいどうなるのかという不安のさなか、2機のトルコ旅客機がイランに到着するんですね。この飛行機が日本人215名を乗せて成田へ向かうんです。もう制限時間間際、あと1時間ほど遅れていたら脱出できなかったんですね。なぜトルコ政府が飛行機を準備したかというと、「明治時代の逸話」がトルコの国民のなかに染み込んでいるからなんです。
エルトゥールル号
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忘れた頃に・・思い出してみる

忘れた頃に・・思い出してみる
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誰もが忘れている頃に・・・再確認しておくことが大切です。
関東地域の大地震は約70年周期で起きています。以前起きた関東大震災から85年以上過ぎています。また、東海大地震は100~150年おきに発生していますが、以前起きた安政東海地震(マグニチュード8.4)から150年たっています。これらのことを考えると、やはり警戒せざるを得ない状況であるといえます。
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イチ流の人間は偏食する?!

みなさん、野菜を多く摂るようにしていますか?「肉」が目前に並んでいると、禁断症状のようにムラムラして我慢できない人は多いですよね。私もそうです。しかしこの状況は、なかなか禁煙できない喫煙家と同じような「依存性」が食べ物にもあるのではないか、とも思ってしまうわけですが、食事内容のコントロールは自分の中の「もう一人の自分」を説得し続けなければけっこう難しいものです。

とか思っていた矢先、たまたまテレビにイチロー選手が写っていました。彼は自己管理も素晴らしく、体脂肪率を常に7%ほどに保っているらしいです。さすが、公私ともプロ意識の強いスポーツ選手ですね。ところが、食事はというと、かなりの偏食家だそうです。毎日の食事のほとんどが「カレー」!!
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玉手箱には「愛情」が入っていた・・・

日本の有名な「おとぎ話」に科学的なメスを・・添えてみます。

実在した人間としての「浦島太郎」の伝承が残っている地は横浜、長野、三重、京都、大阪、香川なんですが、その中の京都府丹後半島の伊根にある宇良神社では浦島太郎を「浦嶋子」という名で奉ってあって、この地域に伝わる丹後国風土記には浦島太郎の物語が綴られているんですね。シマコというのは、『魏志倭人伝』に伊都国の副官名、奴国の主官名としても出てきます。非常に古い弥生の呼び名なんですね。

「浦嶋子」は開化天皇の氏族である日下部首等(くさかべのおひとたち)の祖先で、いわゆる豪族なんですね。ぜんぜん貧しい村人じゃないわけです。浦嶋の曽祖父は当地の領主だったらしいんですが、これまたなんと月読命(つくよみのみこと)の子孫だったりします。ちなみに月読命というのは「イザナミの右の目」から生まれたという、月を統治するために天に送られた神です。
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