妊娠と薬剤

ご来院中の患者様から比較的多く受ける質問回答について掲載いたします。
しているかもしれない期間であるにもかかわらず、どうしてもを服用しなければならない場合についてですが、受精してからの18日間、この時期はは母体血の影響がありません。よって、生理の予定日までのは大丈夫です。

生理が2、3日遅れて妊娠の可能性がある場合には妊娠反応検査を受けたほうが良いです。そして、妊娠が陽性であれば薬剤の服用を止めます。
なにかしら薬剤を服用しなければならない期間が数ヶ月に及んだときには、例えば月経の周期が28日型であれば、 医師へ相談の上、生理時から28日単位で薬剤の処方を受けて服用すれば安全です。
また、生理が不順の場合は 日々の基礎体温を記録する必要があります。いわゆる高温相が14日以上続いたときには薬剤服用を中止したほうがよいでしょう。 また逆に、薬をどうしても中断することができないような疾患のときには避妊を考えなければなりません。

Q.はじめまして、丁度同じようなことで悩んでいたので、投稿させていただきます。
先日からが痛み出し、近くの歯医者さんへ伺ったところ、の可能性があるようだったら、は打てないので、可能性がなくなった頃に再度治療しましょう。といわれました。
私の場合、可能性があるなぁといっても、最後の排卵から2週間以内なので、妊娠してるかどうかはまだ分からないです。でも全く可能性がないわけではなかったので、治療は見送りました。
上の先生のお話を聞く限りだと、治療はできる範囲だったのかなぁ・・・と思いまして・・・が強いので、できれば治療を受けたいのです;;
レントゲンや麻酔も私のようなごくごく初期では影響ありませんか?

A.お問い合わせ有り難うございます。
受精してからの18日間は胎児は母体血の影響がありませんので服薬や麻酔による胎児影響はありません。
しかし、レントゲン撮影はなるべくお受けにならないほうがよろしいです。
X線被爆による胎児影響は「全か無」ということがあります。
つまり確率的に影響が全く無いか、もしくは胎児の死のどちらかであるという報告があります。歯科で扱う診断用X線の線量は非常に小さいものですが、やむを得ず撮影検査をお受けになる場合はリスクが最小限となるよう、十分な配慮をお受けになられてください。

Q.早速のご返答、ありがとうございます!
レントゲンは危険なんですね・・・とても参考になりました。先生のお話を頭において、ご近所の歯医者さんに対応してみたいと思います。本当に有難うございました!

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